高知市の社会保険労務士・竹内隆志氏を労働基準法違反で摘発
高知市南宝永町の「よさこい労務事務所」こと竹内隆志 氏が、組合員の申告により、労働基準法違反の疑いで高知労働基準監督署より是正勧告を受けたことが分かりました。
4月20日迄に支払うべき組合員の賃金を、正当な理由なく5月20日まで支払わなかった疑いです。
社会保険労務士が是正勧告を受けることは異例で、社会保険労務士法に定める懲戒事由である「労働社会保険諸法令の規程に違反したとき」(第25の3)にも該当し、このまま懲戒請求となれば、厚生労働大臣により1年以内の業務停止処分に処されることも考えられます。
組合員から借りていたソフトウェアを、「自分の物だ」と偽り、データを引き揚げておきながら「データが残っていたのに突然削除された」と述べて虚偽告訴をするなど、手段を選ばない違法行為・嫌がらせを繰り広げる「よさこい労務事務所」ですが、ついにこの程、労働基準監督署により違法行為が事実認定され不名誉にも社会保険労務士でありながら自身が労働基準法に違反し、是正勧告を受ける形となりました。
なお、監督官によれば、「よさこい労務事務所」の竹内隆志 社長は今回の容疑を認めているということです。
当組合では、よさこい労務事務所が今回の措置に至ったことを受け、組合員を支援して懲戒請求、刑事告訴の手続きを進めるほか、高知市、高知県などにも情報共有を行い、監督署により違法行為が事実認定された「ブラック企業」であるよさこい労務事務所に行政協力や講演などの機会が与えられないよう運動を強化して参ります。
署名活動も継続しておりますので、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。