よさこい労務事務所 労基署に申告へ!

「退職すれば顧問先を譲る」といって退職させながら、「顧問先を譲る」という約束を反故にする「退職詐欺」などの問題で団体交渉をしている「よさこい労務事務所」の事件で、組合員が、通勤手当の未払いをめぐって「よさこい労務事務所」を高知労働基準監督署に申告し、受理されました。

事件の内容としては、労働条件通知書を見ると、確かに「通勤手当 月8000円 400円×出勤日数」と書いてあるのに、「よさこい労務事務所」はなぜか、多いときでも月額4200円しか払ってこなかったという内容です。


高知県は、どうしても狭い世界で、監督署にしても中村市、窪川町、高知市そして安芸市にしかないということで、監督官と社会保険労務士の馴れ合いも無きにしも非ずのようです。

現に、よさこい労務事務所こと竹内隆志氏も、令和4年12月に高知労働基準監督署により立入検査に入られた香我美町にある仕出し料理店の依頼を受けた際のことを振り返り、「監督官も知らない相手ではないので、おれの顔で何とかなったようなものだ。救ってやったんだ。」などと嘯いていました。

今回、社会保険労務士事務所でありながら労基署に申告されるという事で異例の事態になりますが、監督署が「よさこい労務事務所」のようなブラック労務士とは少なくとも縁を絶ちきり、勇気ある判断をしてくれることを当組合としては願っています。

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